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執筆者の写真小田木 友依(PA東京)

男の子と女の子はなぜこんなに違う? を科学的に解明!


   ”次世代リーダーを育てる親になる” Parents Academy Tokyo®︎主宰の

小田木 友依です。


  今回のテーマは

  【男の子と女の子はなぜこんなに違う?

   を科学的に解明!】 です。

 

同じ月齢、学年でも

女の子の方が男の子に比べると


ずっと成長が早く、なんでも

器用にこなすイメージが

ありませんか?



また、一姫二太郎という言葉が

あるように、


女の子は育てやすく、

男の子は育てにくくて大変!


と、一般的に言われています。



これは子育てをしている親の

肌感覚で言われていること

ですが、


実は、科学的にも論拠のある

ことなんです。



男女の差異は、”脳”の違い

よるものだということが


研究によって明らかと

なっています。

 

脳の違いというのは、

遺伝子の違い。



男の子と女の子とでは

脳の部分(それぞれの役割を


担っている箇所)が発達

する順番が違います。



言語能力や手先の器用さの

ような能力を司る脳の部分は


女の子が男の子よりも

6年ほど早く成熟します。



一方、道順を覚えたりする力や

地図を読むような空間認知能力は


男の子が女の子よりも

4年ほど早く発達します。



数年前に(もっと前かも?)


「地図を読めない女

 話を聞けない男」


という本が流行りましたが、


まさに!

この差からきているわけですよね?

 

そんなわけで、男の子の方が

女の子に比べて読み書きが遅い

のは当然ということです。



まだ読み書きの準備ができて

いない男の子に早期に習得

させようとするのは


苦痛となり、勉強嫌いにさせて

しまったり、後々に大きな


悪影響がでるかもしれないので

注意が必要です。



もちろん男女というだけ

ではなく個人差がありますので、


我が子の発達度合いを見て

適した時期や方法を見極める

ことをオススメします。



読み書きを始める時期のみならず

小学校受験、中学校受験


に関しても同様のことが

言えると思います。

 

前述の通り、男の子は

空間認知能力に長けて

いるのですが、


これは数字(算数や数学)に

強いことに関連性があるようです。



面白いことに、女の子と

男の子で数字を捉える脳の

部分は違います。



女の子は数字を言語を司る

脳の部分で捉えるのですが、


男の子は空間認知する脳の部分で

数字を捉えます。



空間認知する脳の部分は、

とても面白い動きをする部分で


人(動物)の動きを追いかける

ようにして同じように動きます。



右に動けば右に。


上に動けば上に。



男の子はそんな柔軟性の高い

脳の部分をつかって算数や数学の


問題を解くので、すんなり馴染む

ことができ、高い能力を発揮

できるというわけです。



女の子が算数や数学の問題を

解く時に使う脳の部分は

言語を司る部分なので、


数字を他のイメージに

置き換えたり結びつけたりする

必要があるようです。



男の子は数字の置き換えの必要は

なく、女の子は置き換える必要がある。



なので、勉強へのアプローチは

全く違うものになると思います。

 

「男の子と女の子は全然違う!」



「なんで女子はあんなに出来が

 いいの?」



「女の子はすぐに話を理解するし

 育てやすそう。」



「男の子って本当におバカ…。」



等、男子ママのぼやき

(おバカ3boysの母な私のぼやき

 かもしれません^^;)


の解決の糸口は


”脳の発達順序の違い” 


を理解することにありますね(^^)



そもそも男女は脳の発達の仕方や

使い方が全く違ので、


比べること自体無駄な作業といえる

かもしれません。



男の子と女の子を

子育てしている方はこのあたりを


心得てアプローチの仕方を

変えていく必要がありますよ♪



この話が子育ての

お役にたてれば嬉しいです。

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